夫婦経営のコツ

夫婦経営4つのステージ

「夫婦経営とは?」で「一緒に会社をやっていれば夫婦経営という訳ではない」とお伝えしました。
夫婦経営には4つのステージがあり、各ステージによってやるべきことが違います。

しかし、多くの人は4つのステージがあることさえ、知らずに、闇雲に頑張っているだけなのです。
闇雲に頑張るだけでは、目の前のことを頑張るだけで、次のステージに上がるための取り組みがなされてないことがほとんどなのです。

自分達が今、どのステージにいて、次のステージに上がるための課題は何なのか?
ということを認識することが重要なのです。

夫婦経営4つのステージとは・・・

ステージ0夫婦で一緒に経営していない段階、妻が会社に入るのを嫌がっている段階
ステージ1夫婦で一緒に会社をやっているものの、夫婦喧嘩が絶えない状態
ステージ2妻がスタッフのリーダーとして会社をまとめる段階
ステージ3採用システム、業務マニュアル、教育カリキュラム、評価制度など、二人で仕組み化に取り組む段階
ステージ4妻が会社から抜けても大丈夫な体制を作り、会社と家庭のバランスをとる段階

次のステージに上がるためには?

「じゃあ、夫婦経営の次のステージに上がるためにはどうしたらいいの?」
と思うのではないでしょうか?

次のステージに上がるためには、今と同じことを一生懸命、やり続けてるだけではダメなのです。
次のステージに上がるための取り組みをしていかなければならないのです。

しかし、人間、同じことをしているほうがラクなのです。変化を嫌います。
今までとは違う考え方、今までとは違うやり方が必要なのです。

そのためには、妻を教育していくことが非常に重要になるのです。
「妻を教育する」というと、偉そうですが、別に上から見てる訳ではありません。

私の妻の場合、信用金庫の窓口としてお気楽OLを10年間も続けてきました。
それでいきなり、私が起業したから「はい、あなたも今日から経営者になれ!」なんていわれても、妻としては困ってしまいます。

妻に経営者としての役割を果たすだけの社会人経験、実績があればいいんです。
しかし、そんな経営者の妻を私は見たことがありません。

経営者と従業員は日本人とドイツ人ぐらい、価値観・言語・文化・風習が違うのです。
その違いをしっかり教え、経営者としての価値観・言語・文化・風習を身につけてもらう必要があるのです。

それなくして、従業員感覚でモノを言われても、経営者としても腹が立つし、ケンカが絶えなくなるのは当たり前です。根本的な原因は妻が経営者としての価値観・言語・文化・風習を身につけてないことにあるのです。

だからこそ、そこには経営者としての教育が必要なのです。
私は、これまで妻に高価なものを買い与えることはほとんどしていませんが、経営者としての教育投資は惜しみませんでした。その額、累計1,000万円を超えています。

子供の教育が大事だと多くの経営者は認識していますが、妻の経営者としての教育が大事だと本当に認識し、教育投資をしている人はほとんどいません。

共通言語、共通の価値観を構築することが重要

大半の夫婦は結婚するとき、共通の言語、共通の価値観があったはずです。
しかし、夫が会社を経営し、妻が会社に入らないと、次第に共通言語、共通の価値観がなくなっていきます。

なぜでしょうか?
それは共通体験が減るからです。
二人で共通の体験、共通の学びを増やすことで共通言語と共通の価値観が形成されるのです。

だからこそ、経営者が何かを学ぶときには、会社の方向性を決めるような学びは共有することが大事なのです。
独りで学んでも、その学びが妻に共有されてなければ、どうなるでしょうか?

経営者である夫が学び、価値観が上がったのはいいかもしれません。
しかし、妻がそのままであれば、一緒に会社を経営していても、していなくても、二人の価値観にはギャップが生じていることになるのです。

1回なら、それも大きなミゾにはならないかもしれませんが、それを繰り返せば、次第にお互いが「何を考えているのか分からない」ということになってしまうのです。経営者として自分を高めことは重要ですが、それは夫婦で一緒に高まることが重要なのです。

そして、夫婦が経営者として高まったところまでしか、夫婦経営のステージも上がることができないのです。
夫婦経営のステージを上がるには、多くの場合、登山のように、力のあるものが先に登り、後の人間を引き上げてあげるのです。経営者である夫が自分を高め、それを妻と共有し、妻を次のステージに引き上げる。

しかし、夫の経営者としての成長が止まってしまうと、そこで夫婦経営のステージも上がれなくなる傾向があります。ですから、夫婦経営の正しいやり方と考え方だけでなく、夫の経営者としての力も重要なのです。

夫がサポートされるための3つの条件

ここまで「夫婦で一緒に経営する」と気軽に書いてきましたが、それはお互いにとってとても大変なことです。夫も経営者としての仕事もしながら、妻を育てなければいけませんから、大変です。
妻はいろんなものを犠牲にしながら、経営者として自分を高めていかなければいけませんから、更に大変です。

相当な覚悟がなければ、やはり、妻が経営者として一緒に会社をやることはできないのです。
ですから、妻が夫をサポートするためには、最低限、次の3つの条件が必要なのです。

キレない

夫がキレたら終わりです。 妻がキレることは多々、あると思いますが、夫がキレたら妻の成長もそこで止まります。 そして、夫婦経営は解消される方向に向かうのです。

浮気をしない

浮気をすることは、いろんなものを犠牲にして経営者として成長しようと頑張ってくれている妻への最大の裏切り行為です。もし、浮気をしたり、女遊びをしたいのであれば、夫婦で一緒に会社経営するのは止めたほうがいいです。あまりにも、妻がかわいそうです。

お金にきっちりする

実は、これが意外に多いです。 夫婦で一緒に会社経営するのであれば、会社のお金は全てオープンにするべきです。隠し事なしです。 それが妻への信頼となります。信頼されてなければ、妻もいろんなものを犠牲にして頑張ることはできません。

その他の夫婦経営法

その他にも、多くの夫婦経営法があります。
これら夫婦経営の正しいやり方と考え方を「夫婦成功セミナー」では1日でお伝えします。
また、知るだけでなく、実際に3回の実践型セミナーで習得していくのが「夫婦成功実践塾」となります。

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